口述試験を受けた・成長しない娯楽

10/23(土)、10/24(日)に行われた予備試験の口述試験を受けてきました。

 

受け終わった感想をまず一言出すとすると、めちゃくちゃ疲弊しました、ということを真っ先に言いたいです。

 

噂には聞いていましたが、ここまできついとは、、、

 

95%という高い合格率とは裏腹に、というかそうだからこそ、とっても大変な試験でした。

 

 

口述試験の大変さ

まず、95%という合格率なので、絶対落ちれないというプレッシャーがあります。
しかも、これに相手が全員予備試験論文試験を突破した人というプレッシャーも加わります。これがまず、口述試験のきついポイント1です。

 

さらに、それまで5月に短答を受けて7月に論文試験を受けて、それから10月末に口述試験を受ける、という約半年もの試験の期間を積み重ねているので、口述試験で失敗すればその積み重ねが吹っ飛ぶという、失うもののデカさという辛さがあります。これも絶対に落ちれないというプレッシャーにつながっています。きついポイント2です。

 

 

 

まだきついポイントは続きます。今書いてる間に口述試験の辛さを改めて感じています笑

 

次に、論文試験はだいたい有名な論点や論文試験でよく出される論点が出ます。しかし、口述試験では何が出るか予想ができません。論文式試験で聞かれるような有名論点を掘り下げて聞かれることもありますし、手続的で形式的な事項など論文式試験でまず聞かれないようなことを根掘り葉掘り、条文番号まで細かく聞かれることもあります。なので、まともに対策しようとすると、膨大な量をこなす必要があります。これがきついポイント3です。

 

 

 

ではきついポイント4です。それは、面接試験であることです。
口頭で本業が弁護士や検察官である試験官から出された問いに答える必要があるのですが、論文式試験では考えてから確信を得たことを何か書いとけばいいし、後から二重線で訂正することもできます。

しかし、口述試験では、問に対して素早く反応する必要があります。しかも、普段の勉強では使わない口を使って反応する必要があります。なので、普段全く使わない能力をいきなり二日間も使わせる必要があります。

さらに、早く反応するためには、悩んでる暇が数秒程度、うーんとかで引き伸ばしても10秒ぐらいしかないので、記憶の確度を高める必要があります。なので、暗記の量と暗記の質が膨大になります。

 

最後に、面接試験であるということは、相手の印象が大事だということになります。これは2つの意味でしんどいです。

1つは、相手とコミュニケーションをうまく取る必要があるということです。印象とか、人間性とかそういうものも左右しているはずなので、試験とは違う難しさがあります。印象とかが介在するということは、試験官との人間性の相性など理不尽な理由で落とされる可能性も頭によぎります。このおそれを抱くのもかなりストレスです。

2つ目は、落ちたら人格を否定されたような気分になるかもしれない、という恐怖です。実際は、人格を否定されたからではなく、うまく答えられなかった人が落とされるのだと思いますが、落ちた人がそのような気分になってしまうことは、説明しなくてもご理解いただけると思います。

 

 

あと、午前中は浦安というあんまりアクセスの良くないところに朝8時30分に行かなければならない、遅れれば試験を受けられない、というストレスもあげることができるでしょう。

 

このように予備試験というのは高い合格率のように見えて、精神的にとってもしんどい試験なのです。

 

私は、この二週間本当に疲れました。質のいい睡眠をとることができませんでしたし、心が休まることもほとんどありませんでした。しばらく回復に努めたいと思います。

 

■成長に結びつかない娯楽をする

これまで2年間ぐらいスマホをいじるのと音楽を聴く以外の娯楽をあまりしてこず、しかも、娯楽をするにしても有益な動画を見るとか、クラシックを聞いて知ってる曲のレパートリーを増やすとかのなんらかの成長を企図したコンテンツをほとんど無意識に選択してきました。

ところが、最近はさすがに色々としんどくなってきたり、なんか常に命を燃やしてる気がするので、日常の役に立たない何かの成長もしないエンタメも悪くないなと思ってきました。

 

なので、FIFA22とゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをamazonで注文しました。

 

FIFAは一番好きなゲームなのでこだわって進めたいです。

ゼルダの伝説は、今めちゃくちゃしたいゲームではないんですが、名作すぎるらしいので、どうせいつかは買うということで、この機に買いました。中古価格も下がる気配がないですしね。

 

 

ちなみに、口述試験から帰ったあと、開放感からスシローでビール飲みながら好きなだけ頼んでたら一人なのに会計が5000円弱になってぴえんでした。

でもお店でお酒が飲めるようになったのは本当に喜ばしいことです。これからもし緊急事態宣言が出ても、アルコールの全面禁止という無意味で過剰すぎる規制はやめてほしいです。

もし、飲食店に何か制限をかけるとしても、宴会を禁じればいいだけで、アルコールを禁じる必要はありません。政治家が政治資金パーティとかしたいからアルコールの方に標的を向けただけです

 

こんなアルコール禁止とかいうへんてこりんな規制に誰も声をあげない世の中でも別に私は普段お酒を飲まないので困らないんですが、単純に、哀れだなあ傍観してます。

 

 

書いてて疲れましたので、寝ます。