TKC模試受けてきた感想(ややネタバレ注意?)
ブログの更新は久しぶりになります。
本日、TKC模試の会場受験の5日目(中日を抜いたら4日目)の短答を受け終わり全日程を終了しました。
■論文の反省点やわかったこと
・朝に慣れる。
自分は朝に弱いため、正直1日目・2日目の最初の科目は30分ぐらいぼーっとしてしまい、時間が足りなくなってしまいました。
なので、まず朝から答案を書けるようにトレーニングしようと思いました。
朝に慣れない以外にも、設問ごとのタイムマネジメントに失敗しがちでした。
最初に配点を確認して、設問ごとにかけていい時間の目安を書こうと思いました。
あと自分はやはり答案構成に頼って時間を使うのをやめて反射神経と記憶を活かして答案を書いた方がいいのではないかと思いました(予備は答案構成あんまりしてなかった記憶です。ローの期末もあまりしてないです)。
・とにかく筆力
予備のときはそこまで感じなかったのに筆力不足を強く感じました。
やはり2時間は全然時間がないので、とにかく反射神経を鍛えて論証書く速度を脊髄反射レベルにして、重要判例分析で当てはめに必要な事実の類型を押さえておく必要があると思いました。
これは重問を活用しようと思います。
・短答で鉛筆・消しゴム出し忘れる
鉛筆は出せましたが、消しゴムをカバンから出し忘れて試験官に行って取らせてもらいました。本番で気をつけたいです。
・規範暗記
規範はその場で思い出して書いてもいいのですが、やはり脊髄反射で自信のあるやつを書きたいところです。
・水飲み過ぎない。
試験中にトイレ行ってもいいのですが、行かないに越したことはないので、水は飲み過ぎないようにした方がいいかなと思いました。
・昼は足りる。
普段から栄養摂ってれば昼はおにぎり1個でも十分に耐えられると思いました。眠くなるよりは絶対いいです。
・休み時間は、論証集・択一六法で精いっぱい
休み時間は論文なら論証集で精いっぱいですし、短答のときは択一六法でせいいっぱいだと思いました。謎にたくさん教材を本番の会場に持って行かないようにしようと思いました。
・短答は割と時間ギリ
予備は時間半分ぐらいで終わってましたが、今回の模試は民法・刑法が結構ギリギリまで解いていました。過去問回してもうちょっと余裕持ちたいですね。
■これからの心意気
毎日朝から同じ時間帯に答案書くことを決意しました。圧倒的筆力不足・演習不足を感じています。
このまま本試験に臨むと絶対後悔するなと正直思いました。もうこれ以上の学力テストという客観的・公平な力試しの機会はないと思いますし、絶対後悔のないように死ぬ気
で頑張ろうと思いました。
重問と過去問演習あるのみ。
短答の結果は、難易度や傾向もあるとは思うのですが、いい機会だと思うので結果を素直に受け止めて、いい反省材料にしたいと思います。
短答は努力が素直に反映されると思うので自分の力を出し切りたいです。
■模試のクオリティ(閲覧注意)
問題は本番と少し傾向が違いますが、クオリティ高いと思いますし企業努力を感じて満足です。
短答は過去問少なめで、少し傾向が違いますが自分を見つめ直すいい問題だと思います。
ただ、論文の解答例と採点基準が正直??マークがついたので、正直採点はそこまで気にしなくてもいいのかなと思いました。
・・・・・・・・・(ややネタバレ注意)
特に憲法はツッコミどころは山ほどありますが、内容規制・内容中立規制二分論を明示的に書いてないところが顕著だと思います。二分論使わないならせめて間接的・付随的制約かは書きたいところ。(LRAの基準って表現の自由で最近でも使うのかな。)あと制約の認定が流石にちょっとという。非常に生意気で恐縮ですが、書き方以前に根本的に心配になってしまいました。
刑事系もかなり怪しいです(領置って任意処分だと断言できるの?あと領置の相当性論じてそんなに点つく?採血は強制処分該当性の当てはめと任意処分の当てはめで考慮する事実ほんとにそこでいいのかな、など。刑法もツッコミどころが多いように思いました。そもそも学説対立問題でそれ選ぶの的な)
とそれぐらいにしておきましょう。
それはそれとして、素直に自分の実力不足と課題がわかったので凄くいい問題だったと思うしとっても満足しています。
この模試を作ってくれた方には感謝しかありません。