司法試験本番の5/11(水)まで今日を入れて残り54日になりました。
勉強戦略をどう立てるかについて自分のメモとして書いていこうと思います。
■過去問起案
今は過去問を起案しています。すでにH24ぐらいまで目を通してはいるのですが起案しているものは多くありません。ですから、とりあえず早期にフル起案で1周することが目標です。
そして、最終的な目標はH20以降は2回以上起案することです。
tkc模試で筆力不足を感じて本来は手書きで起案すべきなのですが、なるべく沢山の起案をなる早でこなしたいので、PCのwordで起案しています。ただし筆力と反応速度を鍛えるためと、沢山の起案をこなすために2時間ではなく90分以内の制限を設けています。
選択科目抜きでH20~R3まで7×14で98問あります。
つまり、これを1周するだけで1日4問解かないといけません(ヒエっ)。
2周するには1日4問(オエ)。
もう常に過去問解くぐらいじゃないと…(というか、1周目も2周目も半分くらいは60分に限定して答案構成にとどめる必要がありそう)。
最近、8時ぐらいには起きて9時半ぐらいには勉強始めてますが、8時~8時半ぐらいに勉強始めて午前中に起案を2通ぐらいこなさないと厳しいものがありそうです。
■論文過去問解いて分かったこと
・条文重視
過去問を起案して趣旨実感を読んでいて思いましたが、司法試験はかなり条文の文言重視だと思います。
論証集の規範を覚えるのは大事なのですが、条文の要件から論証に入っていかないと良好な答案になりにくいと思いました。
・論証はできるだけ短く
あと、模試で強く強く感じましたが論証はできるかぎり短くすべきだと思いました。
論証長く書いてると、それで筆力が消耗してしまうので当てはめが疎かになってしまいます。
原則規範だけという意識でいいかもしれません。
・限定的な正確性
規範にしてもその理由づけにしても、正確な文言を覚えているよりも要素ごとに短いキーワードを書き連ねていくべきだと思いました。
■論証集と百選、適宜基本書
やはり百選の事案をある程度把握していないと論点や出題趣旨の把握ができないので、百選は大事だと思いました。解説も関連裁判例も踏まえて射程の検討がされているので良いです。
あと、上のことを踏まえて論証集の上から付箋貼ってひたすら論証を短くする(理由づけを超圧縮する)作業をしています。覚えやすくなりますし、この作業をするだけで記憶に定着します。短く覚えてもあとで長くすることはできます。あと関連条文の文言を論証の近くに書いたりしています。
基本書も、基本概念分からないときや論証集カスタマイズするのに便利なので捨てきれません。
■短答
過去問2周以上したい。予備のときにすでに2周ぐらいはやった。3周は時間的にきついかも。2周目で分からなかったことだけに限定しようかな。
■まとめ
とにかく過去問をトップスピードでやり切る。
場合によっては、PCで60分以内の高速起案(規範と重要な当てはめだけ書く)で済ませる。